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高血圧症

高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺し屋)! 現在、我が国において高血圧の方は約4300万人おられると推定されています。
そのなかで、適切に血圧がコントロールされているのは、わずか1200万人であります。
3100万人の方は、自分が高血圧であるか知らない(1400万人)、知っていながらも治療が なされていない(450万人)、治療をしていても目標に達していない(1250万人)方々です。
(高血圧治療ガイドラインより) 血圧が高くても、痛くもかゆくもなく、通常は収縮期血圧(上の血圧)が200を超えない限り自覚症状は全くと言っていいほどありません。
しかし、高血圧を長く放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などの危険性を高める為「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と言われるゆえんです。日本人の死因の第2位は心臓疾、第4位は脳卒中であり、いずれも動脈硬化が原因となって起こることが多いと考えられています。 高血圧の定義は140/90mmHg以上、すなわち収縮期血圧(上の血圧)が140以上か拡張期血圧(下の血圧)が90以上のどちらかを満たす場合となります。

しかし、実は120/80mmHgを超えると死亡率は上がり始めることが知られており、将来のリスクを減らすために積極的な降圧は必要と考えられます。
当院ではすぐにお薬を処方するのではなく、まず家庭血圧を測定していただき、減塩やダイエットなどのご自身の努力でもやむを得ない場合にお薬の処方について相談するなど、患者様と一緒に治療方針を考えたいと思っていますので、気軽に相談してください。

糖尿病

以前は糖尿病を診断するために、なんの症状もない人が一週間程度の入院をして、1日7回程度の採血(毎食前・毎食後・眠前)を行ってようやく診断がついたため、なかなか診断までたどり着かないという状況でした。
しかし、HbA1c(へもぐろびんえーわんしー)という過去1~2か月の血糖の平均が簡単に採血で測れるようになり、2010年10月に診断基準 にも採用されてからは外来でも診断が可能な時代になってきています。
糖尿病はなってしまったら「治す病気」ではなく、「合併症が起きないようにうまくコ ントロールすることを目指す病気」となってきますが、ここでもHbA1cは大活躍します。
糖尿病もしばらくの間は症状がないため、ついつい仕事で忙しい方や病院に行くのがおっくうな方は先延ばしにしがちですが、合併症の怖さは天下一品です。心筋梗塞や脳卒中といった深刻な病気になり易くなるのはもちろんですが、日本人の透析導入原因として 第1位、失明原因としては第2位であり、放置したら満足に日常生活を送ることもできな くなります。
幸い、糖尿病の治療はだいぶ進化してきており、どんどん優秀な薬剤が開発されて市販されています。
重症の糖尿病の場合は、合併症のコントロールも含めて高次医療機関で 治療が望ましく、またコントロール不良な場合にも糖尿病を専門とする医師による治療 望ましいですが、いつも健診で引っかかったりしているものの治療開始に迷っている方 などは気軽にご相談ください。

脂質異常症

血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症と言います。
以前はLDLコレステロール(いわゆる「悪玉コレステロール」)、トリグリセライド(中性脂肪)が高いこ とが問題であり、そのため「高脂血症」と呼ばれていました。
その後研究が進み、HDLコレステロール(いわゆる「善玉コレステロール」)が低い状態でも同様に動脈硬化の危険 が高くなることがわかり、2007年4月に日本動脈硬化学会により「脂質異常症」と呼び名 が変わりました。これらの異常はいずれも動脈硬化を促進させます。
これは高血圧の動脈硬化とは異なり血管壁に余分な脂が沈着し、プラーク(粥腫)と呼ばれる塊が作られ、血管の壁がどんどん分厚くなって、血管がつまりやすい状態になります。
このような血管の壁の変化を「粥状動脈硬化」または「アテローム動脈硬化」と呼びます。
この結果、心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなります。
日本人の死因の第2位は心臓疾患、第4位は脳卒中であり、いずれも動脈硬化が原因となって起こることが多いと考えられています。

脂質異常症の薬が開始されるのは、心筋梗塞で一命をとりとめた後が非常に多いことはあまり知られていません。
やはり痛くもかゆくもない状態ですが、「早期発見→なるべく食事・生活・運動習慣による是正→改善が乏しければ治療開始」と早めから捉えておくことは必要です。
リンク 厚生労働省 eヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-004.html

メタボリックシンドローム

日本では、ウエスト周囲径(立った状態でかつ軽く息を吐いた状態でのおへその高さでの腹囲=お腹周り)が男性は85㎝以上、女性は90㎝以上であることが前提ですが、実はこれだけでメタボリックシンドローム(いわるゆ「メタボ」)と診断されるわけではありません。
さらに「血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れる」、すなわち「高血圧・糖尿病・脂質異常症のうち2つ以上ある」条件を満たして初めてメタボリックシンドロームの診断となります。
しかし、それぞれの基準値からの外れは病気としての診断基準よりも厳しくなっているため、注意が必要です(すでに治療を受けている場合は基準値から外れる条件を満たしていると考えます)。
メタボリックシンドロームの診断基準は2005年に日本内科学会など8つの学会の合同で策定されました。
日本では海外とは異なり、ウエスト周囲径が重視されていますがこれは肥満のうちでも、おなかの内臓に脂肪がたまり腹囲が大きくなる「内臓脂肪型肥満」が高血圧や糖尿病、脂質異常症などを引き起こし易く、これら内臓脂肪型肥満と高血圧や糖尿病、脂質異常症が重複し、

その重複する数が多くなるほど、動脈硬化を進行させる危険がより高まるという考えに基づいています。
単に腹囲が大きくても皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満では動脈硬化の危険が異なるため、CTにて内臓脂肪を測定することが望ましいとされています。
当院のCTでは内臓脂肪も測定できますので、心配な方はご相談ください。
リンク 厚生労働省 eヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-004.html

健康診断で異常を指摘された方へ

当院でもう一度可能な範囲での精密検査を行い、必要があれば高次医療機関へのご紹介も 行いますので、お気軽に受診してください。

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